子どもたちのサンタクロースへの想い
あしながサンタ運営事務局です。
今年のクリスマスまで、あと約半年となりました。
児童養護施設の子どもたちのクリスマスプレゼント代をたくさん届けるには、皆様からの多くの寄付が必要です。子どもたちのクリスマスを思い出に残る特別な1日にするためにお力を貸してください。
本日のブログでは、児童養護施設で働く職員さんから聞いたエピソードです。
(紹介するエピソードの内容は子どもを特定できないように名前表記や年齢を変えています。)
児童養護施設に入所して過ごす初めてのクリスマス
「サンタさんって、来る子と来ない子がいるんでしょ?」
その言葉は、小学4年生のBちゃんが、ふとつぶやいたものでした。
Bちゃんは、両親からの虐待が理由で児童養護施設に入所しました。両親から日常的に叩かれたり怒鳴られたりする生活の中で、クリスマスにプレゼントをもらう経験をしたことがありませんでした。

ある日、学校でクラスのみんなが「サンタさんに何をお願いする?」と盛り上がっていたとき、
Bちゃんはその輪に入れず、黙っていたそうです。そして担当の職員Aさんに、こんなふうに話してくれました。
「私にはサンタさん、来たことないの。だから、みんなと話せなかった。」
その一言に、職員のAさんはそっと寄り添いながらこう伝えました。
「ここではね、みんなにサンタさんが来てくれるんだよ。だから安心して。今年は、Bちゃんのところにもちゃんと来るからね。」
目を輝かせたBちゃんは、「ほんと?じゃあ、サンタさんにお手紙書きたい」と笑顔を見せ、Aさんと一緒にサンタさんへのお手紙を書きました。
そして迎えたクリスマス当日。
Bちゃんの生活する児童養護施設では、クリスマスパーティーを開き、みんなで一緒にケーキを食べたり、チキンやお菓子を食べました。Bちゃんにとっては、どれも初めての“あたたかいクリスマス”でした。
次の日の朝。
枕元にそっと置かれたプレゼントを見つけたBちゃんは、両手でぎゅっと抱きしめながら、こう言いました。
「私のところにも、ほんとに来てくれたんだ、サンタさん。」
Bちゃんはサンタさんからもらったプレゼントをとても大切に今でも使っているそうです。

あしながサンタでクリスマスの体験が子どもたちの未来に繋がるように。
クリスマスは、年に一度、子どもたちがサンタクロースから欲しいプレゼントがもらえる特別な日です。
毎年、あしながサンタの皆さんのおかげで、クリスマスの1日が子どもたちにとって思い出に残る素敵な日になっています。
私たちあしながサンタでは、この活動をはじめる前に、全国の児童養護施設へクリスマスプレゼントの予算に関するアンケート調査を行いました。回答のあった施設の調査結果によると、子ども一人当たりのプレゼントの予算は平均約3,000円であることがわかりました。施設によっては、3,000円より少ないところもあります。少ない理由としては、子どもたちの被服費や習い事などに予算を充てていることが挙げられます。
児童養護施設の職員さんに「いくらあれば子どもたちが望むプレゼントを購入できるか」を伺ったところ、「子どもたちが望むプレゼントを購入できるのは、約5,000円あれば助かります。」という声がありました。アンケートの調査結果、平均約3,000円であることを踏まえると、この額では十分ではありません。
私たちあしながサンタでは、皆様からのご寄付で差額分を、まかなうことにより、子どもたちが望むプレゼントを届けることが出来ます。あしながサンタでは、子ども一人あたり2,000円を届けています。
現在は、物価高の影響によって、おもちゃの値段も上がってきており、子どもたちの欲しいものが今まで以上に手にしずらい状況になってきているのです。子どもたちは欲しいものがあっても予算の関係から違うプレゼントにしないといけないことがあり、年に1度のクリスマスに我慢をしないといけなくなってしまうのです。
あしながサンタの皆様の一人ひとりのご寄付が集まることで、一人でも多くの子どもたちが望むプレゼントを届けることができるのです。
児童養護施設の子どもたちにクリスマスプレゼント代を届けたい
児童養護施設の子どもたちのクリスマスプレゼント代を支援する「あしながサンタ」
令和7年度のあしながサンタのご寄付受付期間は、12月10日(水曜)までとなっております。
あしながサンタになることで、児童養護施設で生活している子どもたちのクリスマスプレゼント代を支援することができます。
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。
























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