クリスマスの児童養護施設への寄付について
児童養護施設で暮らす子どもたちのこと
あしながサンタ運営事務局です。
今日は冬の寒さが到来していますね。急に気温が下がったので、風邪を引かないようにお気をつけください。
今年のクリスマスまで、あと約1ヶ月となりました。
私は施設職員として約6年間勤めていた経験があり、クリスマスが近くになってくると、「サンタさん早く来ないかな」と子どもたちがクリスマスを楽しみにしていたのを覚えています。
クリスマスが来月ということで、児童養護施設には、寄付の問い合わせが増えてきます。
現場職員としてもすごくありがたいのですが、クリスマスの時期に児童養護施設に届く寄付について紹介をいたします。
児童養護施設に届く寄付について
クリスマスの時期は、どんなものが届くの?
児童養護施設には、日用品や食べ物、学用品、お菓子など、物品による寄付が多く届けられます。
特にクリスマスの時期には、おもちゃやクリスマスケーキ、チキン、ブーツ型のお菓子などがたくさん届くことがあります。
子どもたちはクリスマスケーキやチキンを楽しみにしていますが、時には食べきれないほどの量が届いてしまうこともあります。施設には30~40人ほどの子どもが生活しているところもあり、その年によって生活している子どもたちの年齢層が異なるため、幼児や小学生が多い施設だと、たくさんのケーキやチキンは食べきれなくなってしまいます。
私が以前勤務していた施設では、ある年にホールケーキが10個近く届いたことがありました。心を込めて届けてくださったご厚意には大変感謝していましたが、クリスマスケーキは生もののため、24日から25日、遅くても26日までに食べる必要があり、子どもたちもすべてを食べきることができず、一部が廃棄になってしまうこともありました。
こうした事態を防ぐため、現場の職員たちは「食べ物や物品を寄付する際は、事前に施設に連絡をいただけると助かります」と話しています。事前に「ケーキを子どもたちに寄付をしようと思っているですが、大丈夫ですか?」等の連絡があれば、寄付のミスマッチを防ぐことができ、その結果、子どもたちの喜びにも繋がります。
今年8月の24時間テレビを観て、児童養護施設のことを知り、「子どもたちのために何かしてあげたい」と思ってくださる方が増えています。あしながサンタ運営事務局にご寄付についてのお問い合わせが増えてきており、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。子どもたちのあしながサンタになってくださる方が一人でも増えることで、子どもたちのクリスマスプレゼント代を支援することができます。
児童養護施設で現金での寄付が望まれる理由
児童養護施設の現場職員からの望むご寄付の声は、「現金での寄付」が多いです。
これは、現金のご寄付をいただけることによって、子どもたちの望むクリスマスプレゼントを購入することが出来るからです。
現在、物価高の影響によって、おもちゃの値段も上がってきています。子どもたちが欲しいものが今まで以上に手にしづらい状況になってきています。
予算の関係から、欲しかったおもちゃを諦めなくてはいけなくなってしまいます。
子どもたちがサンタクロースから欲しいプレゼントをもらえることで、年に1度のクリスマスが思い出に残る1日になるのです。
知ってほしい私たちあしながサンタの活動について
私たちあしながサンタでは、活動を始めるにあたり、全国の児童養護施設へクリスマスプレゼントの予算に関するアンケート調査を行いました。回答のあった施設の調査結果によると、子ども一人当たりのプレゼントの予算は平均約3,000円であることがわかりました。施設によっては、3,000円より少ないところもあります。少ない理由としては、子どもたちの被服費や習い事などに予算を充てていることが挙げられます。
児童養護施設の職員さんに「いくらあれば子どもたちが望むプレゼントを購入できるか」を伺ったところ、「子どもたちが望むプレゼントを購入できるのは、約5,000円あれば助かります。」という声がありました。アンケートの調査結果、平均約3,000円であることを踏まえると、この額では十分ではありません。
私たちあしながサンタでは、皆様からのご寄付で差額分をまかなうことにより、子どもたちが望むプレゼントを届けることが出来ます。あしながサンタでは、子ども一人あたり2,000円を届けています。
あしながサンタの皆様の一人ひとりのご寄付が集まることで、一人でも多くの子どもたちが望むプレゼントを届けることができます。
2024年度あしながサンタになっていただける方々を募集しております。
あしながサンタは今年のクリスマスが子どもたちにとって思い出に残る特別な1日にするために、子どもたちのあしながサンタになってくださる方を大募集しております。子どもたちが、笑顔いっぱいのクリスマスになるように、多くの方のご理解とご支援をお願いします。
<個人の方からのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>
<企業スポンサーとしてのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>
オレンジの羽根募金
児童養護施設の子どもが安心できる社会づくりへ
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
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【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”と“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!
〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
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【公開中】Youtubeチャンネル
日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
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【無料掲載】卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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【開館中】日本子ども未来展 オンライン美術館
日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
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【寄付】あしながサンタ
2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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地域のスポンサーを必要としております。