児童虐待防止月間を通して児童虐待について理解を広げる
皆さんは「児童虐待防止月間」をご存知ですか?
令和4年までは厚労省が毎年11月に定めていましたが、令和5年度からはこども家庭庁が引き継ぐ形で啓発活動を進めております。
私たちも子どもたちの安全と未来を守るためにも、多くの方に関心を持って頂きたい課題だと思っております。
日本児童養護施設財団では、児童虐待だけではなく、様々な理由で児童養護施設で暮らしているこどもたち、そして卒園したこどもたちのアフターケアやそれを支える環境(ボランティア支援など)を支える取り組み「オレンジの羽根運動」をしていますので、ぜひ、多くの方に参加して頂きたいと思っております。
少し話が逸れてしまいましたが、今日は冒頭の児童虐待月間について少しでも知って頂けたらと思います。
1. 児童虐待の現状
児童虐待は、子どもたちが育つ過程で直面する可能性のある重大な問題の一つです。体の傷害、心理的な虐待、性的虐待、ネグレクトなど、さまざまな形態が存在します。児童虐待は子どもたちの健康、安全、幸福に深刻な影響を及ぼします。現在、児童虐待の通報件数は年間20万件を超えています。
2. 児童虐待の影響
児童虐待は被害者に深刻な身体的および精神的な影響を与えます。子どもたちは信頼できる大人に支えられる必要があり、虐待にさらされることはその信頼関係を壊し、将来の生活に影響を及ぼす可能性があり、保護したから終わりではなく、そもそも虐待を起こさせない社会にしていく必要があります。
3. 児童虐待防止月間の目的
児童虐待防止月間の目的は、社会全体に児童虐待の意識を高め、児童虐待を起こさせない。そして、家庭で孤立せず社会で助け合うことにあります。
簡単な概要だけではありますが、上記のように社会全体で取り組む問題であり、理解を広げていくことは大変重要なことです。
ただ、そもそもどうして児童虐待が起こるのかということを分析し、理解を広げるだけに留まらず、貧困や孤立、教育など様々な社会問題に対して政府が本気で取り組んでいくことが必要です。
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オレンジの羽根募金
児童養護施設の子どもが安心できる社会づくりへ
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
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【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”と“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!
〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
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日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
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もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
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【寄付】あしながサンタ
2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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