「あと199円だったのに」諦めるしかなかったクリスマスプレゼント
運営事務局です。
いつも温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
あしながサンタは、12月のクリスマスに全国の児童養護施設で暮らす子どもたちに、本当に欲しいプレゼントが届くよう活動しています。
皆様からお寄せいただいたご寄付は、子どもたちの笑顔や心を育む大きな力となっております。引き続き、ご理解とご支援を何卒よろしくお願いいたします。
4000円までというルール
少し昔の話になりますが、私がまだ児童養護施設の職員として勤務していた頃のことです。
ある年の11月頃、新聞の折込チラシにトイザらスのクリスマスプレゼントの広告が入っていました。子どもたちは、その一枚のチラシを順番に回したり、何人かで一緒に眺めたりしながら、
「これが欲しい」
「私はこっちがいい」
と、クリスマスプレゼントについて楽しそうに話していました。
そんな中、当時子どもたちの間で人気だった音楽プレーヤーが、目玉商品としてチラシに「4,199円」と掲載されていました。中学生の女の子、Mちゃんも、
「これが欲しい!」
と、とても嬉しそうに話していました。
公平であることの難しさ
ただ、当時、私が勤務していた施設では、限られた予算の中でクリスマスプレゼントを用意しており、子ども一人につき4,000円以内というルールがありました。
Mちゃんが欲しがっていた音楽プレーヤーは、4,199円。
あと199円足りません。
「これくらいなら、何とかならないかな」職員として、そんな気持ちがなかったと言えば嘘になります。
でも、施設で暮らしているのはMちゃん一人ではありません。
子どもたち一人ひとりにプレゼントを用意する中で、一人だけ予算を超えてしまうことを簡単に認めることはできませんでした。
それは、これまでにも、4,000円を超えるプレゼントを希望しても、諦めてきた子どもたちがいます。
もしMちゃんだけ特別に予算を超えることを認めれば、
「なんで?自分の時はダメだったのに・・」と感じる子が出てくるかもしれません。
当時は、今のように子ども一人ひとりの希望に合わせて柔軟に対応することも難しい時代でした。
だから、Mちゃんが「これが欲しい!」と選んだ音楽プレーヤーは、諦めることになりました。
「本当に欲しいもの」を選べるということ
大人から見れば、「予算内で別のものを選べばいい」と思うかもしれません。
でも、クリスマスが特別な日である子どもにとっては、そう簡単なことではありません。
Mちゃんがあの時欲しかった音楽プレーヤーのことを今でも覚えているのかわかりませんが、私は、「これが欲しい!」と目を輝かせていたMちゃんの姿を、今でも覚えています。
もちろん、何でも欲しいものが買ってもらえるのが良いことだとは思っていません。
ですが、世間一般の家庭がクリスマスプレゼントにあてる予算平均は1人あたり7,961円というデータがあります(2022年11月バンダイナムコ調査)
それに比べ、当財団が行ったアンケート調査によると、児童養護施設で割り当てているクリスマス予算平均は一人当たり3,000円。物価も高騰している中で、予算の範囲内で、子どもたちが本当に欲しいプレゼントを選ぶことも難しいのが現状です。
現在、あしながサンタでは、全国の児童養護施設で暮らす子どもたちに、クリスマスプレゼントが届くよう支援を行っています。子どもたちが本当に欲しいプレゼントを選ぶことができるよう、皆様のご理解とご支援をお願いいたします。

<税制優遇・税額控除について>
令和7年4月1日より内閣府公認の公益財団法人となり、同年8月13日に内閣府より税額控除に関する承認をいただけましたことをご報告いたします。
本証明に関する有効期間は以下の通りです。
令和7年8月13日から令和12年8月12日まで
税制優遇は、個人様・法人様ともに申請を行なっていただけます。
税制優遇・税額控除についての詳細は、こちら
2026年度あしながサンタになっていただける方々を募集しております。
すぐ出来るご寄付はこちらから(子どもたちのあしながサンタになるにはこちら)
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。
























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